今回は「ザッセンハウスのコーヒーミル」についてです。
ザッセンハウス(ZASSENHAUS)は、主にコーヒーミルやペッパーミルなどのキッチンプロダクトブランドを手がける、ドイツの会社です。
ドイツと言えばクラフトマンシップ。ゾーリンゲンの刃物などは特に有名ですね。
我が家にもゾーリンゲンに本拠を置く「ヘンケルス」のナイフがありまして、切れ味・使い勝手ともに良好。
本来は果物用のペティナイフですが、使い勝手が良すぎて料理全般に使っている状態です。
ドイツ製というだけで、品質に信頼が持てる感じがします。
話を戻しまして、そんなドイツの「ザッセンハウス」についてざっくりと調べてみました。
ザッセンハウス(ZASSENHAUS)ってどんなメーカー?
ザッセンハウスは1800年代後半にドイツの小さな鍛冶屋からスタートした会社で、コーヒーミルを中心にペッパーミルやアイロンなどを扱いながら規模が拡大されていったようです。
トレードマークは「傘付きライオン」。
その後、倒産の憂き目にあうも、同じドイツのKUCHENPROFI社に買収され、復活を遂げたという老舗です。
歴史あるザッセンハウスのミルは、手動ミルの最高峰とも呼ばれているようで、コーヒー好きには憧れの存在といったところでしょうか。
手動ミル「ハバナ」って?
そんなザッセンハウスミルのラインナップの中でも、私が所有している「ハバナ」はコンパクトタイプ。
携帯用にもよさそうですが、我が家では自宅用としてガンガン使用中。
既に数年使っていますので、だいぶ渋い輝きになってきています。
本来は金ピカの真鍮製です。
トレードマークのライオンは、底面にありました。
年季が入ってますね・・・
販売サイトの説明を見ると、容量は30g。
コーヒーカップ2杯分程度の豆を挽くことができる感じですね。
ハバナを使って豆を挽く!
さっそく豆を挽いてみます。
上部のふたを開けて、豆を投入。
ふたを閉めてハンドルを回していくと、本体下部に挽いた粉が落ちる仕組み。
写真だとちょっと暗くて分かりづらいですが、
本体上部を開けてみると、下部に粉が溜まっているのが分かります。
ハバナは、そのコンパクトなサイズのせいか、非力なのでは?と思っていましたが、そんなことはなく、さすがは老舗メーカー製、全く問題なくしっかり豆を挽くことが出来ます。
むしろ、本体をしっかり握りしめることができるので、かえってしっかりとレバーを回すことができ、無駄な力がいらないように感じました。
浅煎りの固い豆を挽くときには、それなりの力が必要ですが、それは他の手動ミルでも同じことですしね。
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使ってみて感じたザッセンハウスミル(ハバナ)の良い点、悪い点
さて、実際に使ってみて感じた、ハバナの良い点と悪い点を、coccha視点で挙げて見ました。
良い点
コンパクトなので場所を取らない
高さ20cm強、直径5cm強の円柱型というスリムサイズなので場所を取りません。
ちなみに販売サイトでのサイズ表記を見ると「幅120×奥行53×高さ207mm」となっています。
ん?幅って?と思いましたが、どうやらハンドルの長さのことらしい。
ハンドルは取り外せますので、収納時にはこの「幅」のことは考えなくていいかと思います。
挽いた豆の入れ換えがスムーズ
筒型の形状をしているので、挽いたあとの粉をドリッパー入れるのにも、変に飛び散ることがなく、とてもスムーズに入れられます。プジョーの手動ミルのように、粉を入れる時に気を遣わなくてよいのは大きなメリットだと思います。
挽いた豆は、本体からそのままサッとドリッパーへ移せます。
見た目が美しく、所有する満足感が得られる。
ピカピカの真鍮製で美しい。使い込んでいくうちに鈍い輝きになっていく様も、味が出ていいものです。
悪い点
真鍮製のため、やや重い。(440g)
金属製という性格上、これは仕方ないですね。ただ、外に持ち歩いたりするのでなければそれほど気にならないかも?
大量に挽くのには向いていない。
二人分程度ならいいですが、それ以上となると何回かに分けて挽く必要があります。
比較的高価である。
販売サイトでの平均価格は10,000〜15,000円程度。ちょっとした贅沢品という感じですね。
まとめ
ザッセンハウスのミル(ハバナ)は、コンパクトで手に取りやすいので、気軽にコーヒーを淹れるのに向いています。
またカジュアルでありながら特別感もあるのもいいところ。
プジョーの手動ミル同様、こちらも誕生日や記念日など、コーヒー好きの方にプレゼントすると喜ばれそうです!
以上、ザッセンハウスの手動ミル・ハバナを使ってみた!でした。
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