丸山珈琲・尾山台店に行ってきました。
軽井沢が本店である丸山珈琲の、東京での第1号店がここ、尾山台店です。
尾山台は、東急大井町線の駅。(急行は停まりませんのでご注意。)
自由が丘方面から乗ってきた場合、駅改札を出て左に曲がった商店街の中に尾山台店はあります。
ちなみに商店街の名前は、「ハッピーロード尾山台商店街」。
さて、丸山珈琲。麻布店には行ったことがありますが、ここは初めて。
この日は上野毛で別件の用事があったため、せっかくなので尾山台まで足を伸ばしてみることにしました。
商店街に溶け込むカフェ
以前に訪問した麻布店は、大通り(外苑西通り)に面した広い店舗。サイト情報によると、席数は40席。
天井も高めで、大きなテーブル席もあり、かなりゆったりした印象でした。
対する尾山台店は、商店街の中にあり、だいぶこじんまりとしています。
奥に長いタイプの間取りで、席数も8程度。
座れないかな・・・と思って店内に入りましたが、ちょうどひとつ席が空いたところのようで、
土曜の正午過ぎにもかかわらず、すぐに入ることができました。
どうやら、持ち帰りのお客さんが多いようです。
店内は狭いながらも、程よく静かで落ち着く空間。
メニュー豊富すぎ!さすが専門店。
席に着いてメニューを選びます。
渡されたメニューブックを開くと、さすがは専門店。コーヒーの種類が多い!
これは悩むな・・・
メニューはこちらから見ることができます↓
さんざん悩んだ挙句、「尾山台スペシャルブレンド」に落ち着きました。
せっかく尾山台にきてるしね!
同行者は「秋のスペシャルブレンド」をチョイス。
店員さんの感じがgood
さて、尾山台店の雰囲気のよさの一つに、店員さんの対応もあるんじゃないかと思います。
皆さん、とても対応が柔らかい。
かといって、馴れ馴れしい感じではなく、笑顔だけどフランク過ぎないところが、個人的には好印象でした。
注文したコーヒーは、フレンチプレスにセットされて運ばれてきます。
1杯目は店員さんがカップに入れてサーブしてくれました。
さすがフレンチプレスで淹れただけあって、オイル分が多い。
この油分がコーヒーの素材本来の味を引き出しているそうです。
そして、コーヒーの色が少しにごっています。
これも、フレンチプレス式で淹れた証拠。
ドリップ式と異なり、紙などのフィルターを通さないため、油分や粉も混ざって抽出されるからですね。
さて味はというと、メニューの説明書きはこうでした。
尾山台スペシャルブレンド(深煎り)
—-リッチなチョコレート、優しい甘さ、滑らかな質感。
<coccha感想>
深煎りということもあって、確かにコクのあるリッチな味わいでした。
それでいて苦味はそれほどキツくない。まさに優しい甘さ。
ただ、滑らかな質感?は、ちょっと私にはわかりませんでした^^; 修行が足りませぬ。
秋のスペシャルブレンド(中煎り)
—-トロピカルフルーツやピーチの風味と花の香り。華やかさや透明感のある味わい。
<coccha感想>
確かに香りが華やかでフルーティでした。
私は尾山台ブレンドよりこちらの方が好みでしたねー。
しかし、ブルーボトルコーヒーの時もそうでしたが、またしても自分が頼んだものより
同行者の注文したものの方が好み、というオチ。
そろそろ自分の好みのコーヒーを選ぶ目を養わないといけません。
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地域に根ざしたコーヒー店
尾山台という街は、東京・世田谷の高級住宅地にありながら、庶民的な雰囲気も併せ持っています。
尾山台店は、2012年オープン。まだ開店して6年ということになりますが、すっかりこの尾山台という街に馴染んでいるように思えました。
まるでもっと昔からそこにあったように。
おしゃれで最新のカフェも素敵ですが、この尾山台店のように、街並みにしっくり馴染むお店になれることが、
理想のあり方なのかも・・・なんてことを思ったのでした。
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