茨城発祥「サザコーヒー」
「サザコーヒー」をご存知でしょうか?
サザコーヒーは、ひたちなか市に本店があり、県内に数店舗、東京・埼玉にも拠点を持つ、茨城発祥のコーヒー店です。高級豆であるパナマ・ゲイシャや、オリジナルの「徳川将軍珈琲」などが知られており、コロンビアに所有する自社農園ではコーヒー豆の生産もしています。
私が初めてサザコーヒーの名前を知ったのは数年前。JR大宮駅構内のエキュートで店舗を見かけたのが最初でした。
「徳川将軍珈琲」という、ちょっとインパクトのある商品名の豆が印象的で、その時に「サザコーヒー」という会社名も、インプットされたのです。
ひたちなか本店に行ってきた
そんな最初の出会いから数年後。いつか訪れてみたいと思っていた、サザコーヒーの本店を訪問してきました。
本店はJR常磐線勝田駅から徒歩10分の街中にあります。
ちなみに勝田駅は、日立製作所の最寄駅だからでしょうか、ビジネスホテルや旅館もちらほら見かけました。
サザコーヒー本店の外観。
Asturio Cantabrio, CC BY-SA 4.0 <https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0>, via Wikimedia Commons
さて、いざ店内へ。入り口を入ってすぐに、食器やコーヒー雑貨などが並んだショップがあります。そこを抜けると、大きめのサイフォンが置いてあるカウンターとテーブル席。このテーブル席からは緑の生い茂る中庭を眺めることができます。
さらにその先も部屋が続いており、店内は奥に広いようです。(写真は撮り損ねました・・・)
中庭にもテーブル席がいくつかありました。
訪問日は雨模様だったので、利用している人はいませんでしたが、天気の良い日はここでもコーヒーをいただけるのでしょうか。とても素敵な雰囲気です。
特徴的だったのが、トイレの手前にあるこの空間。
たくさんの民芸品、仮面などが飾られていました。異国ムード満点!です。
今回のオーダーは・・・
今回注文したのは「サザスペシャルブレンド 」。
アラビア・パラティッシコーヒーカップでの提供に、ちょっと気分がアガります。
小さな白ごまのクッキーが添えられているのも嬉しい。
こちらのブレンドは、すっきり飲みやすい中に、少しの酸味を感じました。ちなみにコーヒーはネルドリップで提供されるそうで、そのせいか?口当たりがまろやかだったように思います。
ランチタイムも近かったので、パンセットも一緒に頼みました。サラダもついて1000円。
パンは数種類の中から2つ選ぶことができ、全粒粉とくるみパンに。またスープはクラムチャウダーとポークシチューから選べましたが、今回はポークシチューをチョイス。
このシチューが美味しかった・・・!(美味しすぎて、自宅に帰ってマネして作っちゃいました。)
また、今回は頼みませんでしたが「茨城産のポークソーセージ」もオススメのようで、これまた非常に美味しそうでした。
あこがれの“ゲイシャ”も追加オーダー!
さて、サザブレンドとパンセットを平らげ、この時点でお腹は十分に満足感を得ていたのですが・・・
せっかくここまで来たことですし、思い切って「パナマ・ゲイシャ エスメラルダ農園 緑」(1200円)を追加オーダーしました。ゲイシャ・・・名前はよく聞くけれど、個人的になかなか味わえないコーヒーです。(お値段的な問題にて)
こちら、嬉しいことに飲み比べのコーヒー付き。
ちなみに比較のコーヒーとして提供されるのはサザスペシャルブレンドでした。(結果的に、ブレンドを2杯飲むことになりました・・・)
さてさて、ゲイシャのお味はというと・・・
まずは香り。メニューには「ゲイシャ特有のフローラルな香り」と説明がありましたが、個人的にはフルーティーで、甘く爽やかな香りに感じました。なんとなく葡萄に似たような感じ?
そして味は、甘さもありながらすっきりとして、後味が何ともさわやかでした。
そしてつい先ほどまで、ブレンドはスッキリタイプだと思っていましたが、ゲイシャと比べて飲んで見たら、案外に苦味があることがわかります。これも飲み比べセットならではの体験ですね。
なお、サザコーヒーの「ゲイシャ」メニューには、このエスメラルダ農園・緑のほかにも、
世界三大ゲイシャをブレンドした「ゲイシャハンター」(1000円)、そして「マリオ地区・ゲイシャ」(3000円)があります。
いつか飲み比べてみたいものです。コーヒー1杯3000円は、ちょっと勇気が必要ですけど・・・
コーヒー以外も充実のラインナップ
今回の訪問では、コーヒーとランチセットのみの注文でしたが、ドリンクやスイーツ、食事など、他のメニューもかなり豊富。1度や2度の訪問では、制覇は難しいかも・・・?家の近くにあったらいいのにな〜。
そんな、何度も訪れたくなるようなお店、サザコーヒー本店の訪問でした。
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