温度計を使ってコーヒーをより美味しく!
コーヒーを美味しく淹れる条件としてよく言われるのが、「抽出時間」と「粉の量」、そして「お湯の温度」。
この3つが重要だと言われています。
そしてこの3つの条件のうち、「時間」と「粉の量」については、ハリオのデジタルスケールがとっても便利。
かなり重宝しています。
ペーパードリップに限っては、これを使わずにコーヒーを淹れることはほぼなくなりました。
このスケールを手に入れたことにより、自分好みの味のコーヒーが、ある程度安定して淹れられるようになってきているなと思うし、つくづく買ってよかった!と思うアイテムです。
ですが、やはり美味しくコーヒーを抽出するためのもう一つの条件、「温度」も、これまた無視できない存在でして。
それなのに、温度計は持っていなかったため、ここだけ手落ち感がありました。
さすがに沸騰したてのお湯を注ぐことはしませんが、少しお湯を落ち着いてから(冷ましてから)淹れる・・・程度の、かなりアバウトな感覚でした。
ですが、ついにこの度入手しました!!
「コーヒー温度計」、正確には「クッキング温度計」を!
(正直、ついに!というほどでもない、お手軽価格なんですけどね・・・)
dretec(ドリテック)のアラーム付温度計です。
ちなみに、この温度計については、コーヒーを淹れることに特化するなら専用の「ケトルに装着して使うタイプ」もあります。
ですがこれだと、コーヒーだけにしか使えない。
元来が貧乏性な私、料理やお菓子作りにも使えるスティックタイプがお得だよね!と、汎用性の高いスティックタイプにしました。(そうは言いつつ、恐らくコーヒー専用になるでしょうが・・・)
dretec(ドリテック)・アラーム付温度計の特徴は?
コーヒーの温度計に関しては、さまざまなサイトや本でおススメのものが紹介されています。
そんな中で、ドリテックの「O-263・お知らせアラーム付クッキング温度計」、この商品にした決め手は
「設定した温度で知らせてくれること」。
例えば、希望の温度を94度に設定しておけば、その温度になった時点でアラームが鳴って知らせてくれます。
なので、その間は温度計を見張る必要はなく、他の作業をすることも可能。
なお実際に使用してみたところ、沸騰したてのお湯から94度になるまでは、案外時間はかからないことがわかりました。ハリオのケトルでお湯を一旦沸騰させ、火を止める。そこから時間にして1〜2分くらいでしょうか。
実は、適当な感覚でお湯の温度を下げていた時は、もっと時間を置いていたので、(3分くらい?)思ったよりかなりぬるかったはず・・・。
ともあれ、温度計を実際使うことで、このアバウトな感覚を正確にすることができました。
正確に湯温を測って淹れたコーヒーは?
さて、実際に最適な湯温で淹れたコーヒーの味はどうだったかというと・・・。
一言でいうと、「まろやか」。特に舌あたりが柔らかく感じました。
また、香りが自然に立ち上ってくるように思います。
今まで大雑把な温度で淹れたものは、味が尖っていたり、香りがイマイチ感じられなかったりと、やはり今ひとつだったのだなあ、と実感。もちろん、豆の種類や焙煎度によっても味わいは変わってくるでしょうけどね。
ちなみに、美味しいコーヒーの飲み頃の温度は、一般的に65度くらいだそう。
湯温を正確に設定した上で、いつもの手順でコーヒーを淹れ、飲む直前に温度を測ってみると・・・
ちゃんと65度になってました。やったね!
奥が深すぎ、コーヒーの世界・・・
今回温度計を手に入れたことで、ようやく「(自分好みの)美味しいコーヒー」を淹れるための、基本の道具は揃いました。
ですが、「さあ!これでいつでも安定して美味しいコーヒーが淹れられるよ!」とは、ならないのがコーヒーの難しいところ。そこがまた面白いんでしょうけど。コーヒーの世界、奥が深いです・・・。
そして、常に美味しいコーヒーを提供されているカフェのバリスタや喫茶店のマスターって、つくづくすごいなあと感じました。
以上、「クッキング温度計」で、コーヒーをより美味しく!」でした。
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