以前、「コーヒーは豆の時と粉にした時では、重量が異なるので注意が必要。」という記事を書きました。
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コーヒー1杯分にちょうどいい豆や粉の量は、およそ10g。ですが、豆と粉では同じ容量でも重さが違うとなれば、コーヒーメジャーで1杯分・・・というような計り方では、誤差が出てしまうということですよね?
というわけで、実際に検証してみたところ、意外な事実が判明したので、レポします!
コーヒーの豆と粉。 同じ量でも違うのは重さ?それとも・・・?
今回、検証に使った豆はこちら。 やなか珈琲のモカマタリです。
余談ですが、コーヒー豆は挽きたてより、少し時間を置いた方が味が落ち着いて良い、という説もあります。ですが、挽きたての香りと、お湯を注いだ時に膨らむ様子が好きなので、ついつい挽きたてのものを購入してしまいますね・・・。
やなか珈琲はそんな時、色々なところに店舗があるので、挽きたての豆が手に入りやすく、よく利用しています。
(余談終わり。)
ではでは、さっそく検証してみましょう。
豆と粉の重さを計ってみる。
まずは豆の状態での重さを計ります。
カリタのコーヒーメジャーで、すりきり一杯よりほんの少し多いくらい。 これで10gです。
(メジャーの重さは引いて計量しています。)
そして計った10gの豆を、コーヒーミルで挽いていきます。今回使用したのはザッセンハウスのハバナ。
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粉になったところで、豆のときと同じようにコーヒーメジャーに戻してみます。
すると・・・
なんと。重さは同じ10gですが、コーヒーメジャーから粉があふれた状態。明らかに嵩(かさ)が増えていますね!
何となく、すりきり1杯分のコーヒー豆を挽いたら、容量は減るようなイメージでしたが(粒子が細かくなった分、隙間が埋まるような気がして。)、逆なんですね〜。むしろ隙間に空気が入って、かさが増えるんでしょうか?
いずれにしろ、これは意外な結果でした。
結論。「豆と粉、重量が同じなら、容量(かさ)は粉の方が増える」
今回検証してみたことで、コーヒー豆は、豆と粉の時では容量(かさ)が異なることが分かりました。何事も、実際に試してみないと分かりませんね〜。
ということで、「コーヒーメジャー1杯=10g」として計る場合は、豆のままならばいいのですが、粉で計量する時には注意が必要ということですね。粉で10gにするには、「山盛り1杯くらい」と覚えておくといいのかもしれません。
ただ、コーヒー豆の焙煎の仕方(浅煎りや深煎り)でも重さは変わってきますし、そうなると、ますます誤差は出てきそうなので、悩ましいところ・・・。
まあ、「どんな豆にしろ粉にしろ、美味しいコーヒーを飲みたいなら、面倒でもコーヒー用のスケールを使用し、重さを量って淹れるべき」ということですね。
そういう私自身、まだ普通のキッチンスケールを使用していますが、いよいよちゃんとしたものが欲しくなってきました・・・。
以上、 【コーヒー】豆と粉。同じ重さでも容量は違うのか?検証してみた。 でした!
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