コーヒーのひと味違う楽しみ方「コーヒー焼酎」
コーヒーをベースとしたお酒にはコーヒー・リキュールや、またウィスキーをベースにしたアイリッシュ・コーヒーなど、さまざまなものがあります。今回は、数年前にテレビで紹介されて話題になったという、「コーヒー焼酎」を作ってみました。
コーヒー焼酎、基本の作り方。
コーヒー焼酎の作り方は、とにかく簡単。焙煎したコーヒー豆を、焼酎に漬けて数日おくだけ。
と、いう感じで、説明も一行で終わってしまうレベル・・・。しかしそれだとあまりにもアレなので、レシピと言うほどのものではないのですが、経過を写真に収めましたのでご紹介。
用意するもの
- 好みの焼酎(クセのない甲類がおすすめ。)
- 好みのコーヒー豆
- 密閉できる保存容器(100円ショップで入手。)
今回使用したのは、麦焼酎「いいちこ」25度。コーヒー豆は、UCCブラジルと、アラビカ京都の「Ethiopia Yirgacheffe Konga」。 この2種類の豆で作ってみました。
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作り方
分量の基本の割合は、焼酎100mlに対し、10gのコーヒー豆とのこと。今回は焼酎200mlに、コーヒー豆20gで作ってみました。
左がブラジル、右がアラビカ京都。
初めはこのように豆が浮かんでいますが、
2日、3日と経つうちに豆が沈んで、焼酎にもコーヒーの色が移ってきます。
4日目。ほとんどの豆が底に沈んできました。あまり漬け込み過ぎても、えぐみが出てくるらしいので、このくらいで引上げるのがいいかも。
豆の違いで、色にはそれほど差がでない様子。豆をペーパーフィルター等で濾したら、完成です!
コーヒー焼酎の味は?
さあ、豆の違いはどう表れるのでしょうか?完成したコーヒー焼酎の味を確認してみます!
味の違いを分かりやすくするため、ロックで試してみました。
アラビカ京都
爽やかな香りと味・・・ですが、正直、コーヒーより焼酎の味と香りの方を強く感じてしまいますね。コーヒーで飲んだときの、フルーティーな香りと味は、焼酎に負けてしまうようです。
ブラジル
コーヒー豆の苦み、燻した香りがよく感じられます。個人的には、コーヒーの味がより感じられるこちらの方が好み。
コーヒー焼酎の飲み方いろいろ。
せっかく作ったコーヒー焼酎、ロックだけでなく他の飲み方も試してみました。
牛乳割り
焼酎の味と香りも感じつつ、牛乳効果でまろやかになり、飲みやすくなりました。ガムシロップなど入れたら、さらに飲みやすくなって、逆に飲み過ぎ危険!かもしれません。
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ソーダ割り
これは美味しい!!炭酸水を足すことにより、酸味のようなものが加わり、実に爽やか。清涼飲料水のようにごくごく飲んでしまいそうで、これまた危険な味!
あれ、ということは、単に「コーヒーのソーダ割り」っていうのも、イケルのかも?
コーヒーを焼酎で割ったものとどう違う?
ところで、焼酎にコーヒー豆を漬け込んだこの「コーヒー焼酎」と、「コーヒーの焼酎割り」とは、味がどう違うのか?という疑問がふと沸いてきたので、こちらもついでに試してみました。
コーヒーの焼酎割り
今回はブラジル豆でコーヒーを淹れ、焼酎と割って飲んでみたところ・・・なんと漬け込んだ「コーヒー焼酎」の方がコーヒーの香りが高く、味もまろやかに感じました。普通に焼酎のコーヒー割りの方が、コーヒーの味と香りが強く出ると予想していたんですが・・・意外な結果でしたね。(注:個人的な感想です。)
まとめ
今回、作ってみたコーヒー焼酎。意外なほど簡単に作ることができ、香りや味もコーヒーを感じられて新たな美味しさを発見できたような気がします。そして、コーヒー焼酎のアレンジ、今回のcoccha的ベストワンは、ソーダ割りでした!シュワシュワした口当たりが爽やかで最高〜。
そしてさらに「コーヒー焼酎」と「焼酎のコーヒー割り」。この両者の味と香りが、思ったより違うことにも驚きでした。
と、いうわけで、
- ちょっとだけ手間をかけて、コーヒーと焼酎の香りをより楽しみたいなら、「コーヒー焼酎」。
- 今すぐ手軽に楽しむなら、「焼酎のコーヒー割り」。
という感じで、その時の気分に応じて楽しむのがよさそうですね。
以上、「簡単おいしい!コーヒー焼酎の作り方とアレンジ」でした。
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