人気店・カヤバ珈琲に行ってきた!
東京は谷中にある、「カヤバ珈琲」に行ってきました。
言問通りにある、上野桜木交差点の角にあるこちらのお店は、かなりの人気店。この日も数人の行列が!
最寄駅はJRの鶯谷駅ですが、この日は上野から上野公園の中を抜け、東京芸大の正門前の道を通って、お店へ向かいました。
通りの向かい側には下町風俗資料館の付設展示場があります。
カヤバ珈琲の建物は、なんと大正5年築。
昭和13年に、カヤバ珈琲として営業を開始したそうです。
レトロな看板も当時のものをそのまま使用。夜には明かりが灯るとのこと。
カヤバ珈琲は、オーナーご夫妻がずっと続けてこられましたが、平成18年に奥様が亡くなられたのを機に惜しくも閉店。
しかしながら、このカヤバ珈琲を愛するご親族や町の方々が中心となって、平成21年、新たに復活・開店の運びとなったのだとか。
懐かしい”おばあちゃんち”のような店内
さて、待つこと約20分。二階の座敷席に案内されました。
正直に言えば、この時はブーツを履いていたので、1階のテーブル席の方がいいな〜、と思っていたんですが・・・
結果的にこれが大正解!
2階は畳敷きに座布団の席で、風情のあるとてもいい雰囲気のお部屋だったからです。
ちゃぶ台に座布団、
味のあるすりガラスの窓。
お祖母ちゃんの家に遊びに来たような懐かしい感じ。
階段もかなりの急勾配で、そうそう、祖父母の家もこんな感じの造りだったなあー。
一階の昭和レトロなインテリアも、もちろん素敵なんですが、この日は歩き疲れていたこともあり、足が伸ばせるこの畳の部屋は、とてもリラックスすることができました!
人気メニュー「ルシアン」と「たまごサンド」
さて、今回注文したのは、カヤバ珈琲名物の「ルシアン」と、カフェラテ、そしてこちらも人気メニューの「たまごサンド」です。
ルシアン
ルシアンは、カヤバ珈琲の名物メニューで、コーヒーとココア、半分ずつで入れたもの。
香りはココアがやや強め。
飲むとコーヒーの味もしっかり感じますが、ココアのおかげでだいぶマイルド。コーヒーが苦手な人にも飲みやすい味です。
カフェラテ
きめ細かいミルクの口当たりが柔らかく、優しい味!
やっぱりお店でのむカフェラテのフォームドミルクはクリーミーですね。
自宅で入れるのも美味しいんですが、ミルクのきめ細かさは、やはりお店にかないません・・・
ちなみにミルクはタカナシ牛乳で、スーパーでは販売していない、ちょっとハイクラスの牛乳を使用しているんだとか。
たまごサンド
カヤバ珈琲のたまごサンドは、卵焼きを挟んだタイプの、関西スタイル。
ほんのり温かい食パン(これがまたふわっふわで美味!)に挟まれた卵焼きは、からしとマヨネーズを少し効かせた味。
じゅうぶんに美味しかったですが、卵焼きは甘口派の私としては、もう少し甘い方が好みかな。
ですが、他の席の人もほぼ全員頼んでいましたし、人気メニューだというのもうなずけます。
外国人観光客にも人気。
この日の店内には、外国人観光客の姿もちらほら。
入店前に並んでいる時も、観光客らしき外国の方に、ここが列の最後ですか?と聞かれました。
ガイドブックにも載ってるのかも。
二階の座敷席は特に、レトロジャパニーズスタイル(そんな言葉あるのか知りませんが)という感じで、連れて行ってあげたら喜ばれそうですね。
カヤバ珈琲、こんな人にオススメ
カヤバ珈琲は、古民家カフェや、昭和レトロカフェ好きな人、もしくは懐かしいお祖母ちゃん宅に行ったような気分が味わいたい人に、特にオススメです。
もちろん雰囲気だけでなくコーヒーやフードの味もバッチリですし、夜にはアルコールメニューもあるとか。
二階の座敷でゆったり足を伸ばしながら、くつろぎながらお酒をいただくのも良さそう!
上野公園や谷中散策の後に、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
以上、 「谷中・カヤバ珈琲|昭和の面影が味わえるレトロ喫茶店」のご紹介でした。
カヤバ珈琲