「進撃の巨人展FINAL」に行ってきた!
現在、六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「進撃の巨人展FINAL」へ行ってきました。
もはや説明は不要なほど、国内外で人気の作品「進撃の巨人」。
先日、テレビシリーズではシーズン3の最終回を迎えたばかり。
原作は今も連載中ですが、物語は勢いを落とすことなく、ますます盛り上がりを見せています!
ちなみに・・・作品を見たことのない人からすると、「進撃の巨人」というと、「謎の巨人が人を食べる、ホラー&バトル系ファンタジー」のようなイメージが未だにあるかもしれません。
まあ、確かにそういう要素もありますけどね、物語の本質はそこじゃないのですよ。
とにかく漫画かアニメ、どちらでもいいので試してみて!と言いたい。 (個人的にはアニメから入るのがオススメ。)
ともあれ、私cocchaも以前から原作およびアニメを楽しんでいましたが、これまで進撃関連のイベントや展覧会には
足を運んだことはありませんでした。
しかし、今回の企画展は「ファイナル」という名前の通り、どうやら最後の展覧会らしい。
そう言われてしまったら、やっぱり行っておくべきかも・・・と思い、出かけてまいりました!
進撃の巨人展FINAL、混雑度は?
訪問したのは7月中旬、夏休み前の平日・午前中。そのせいか、チケット販売所でもほぼ並ぶことはありませんでしたし、比較的空いていたと思います。
展覧会場内に入っても、ある程度の人混みはありましたが、少し待てばゆっくりと鑑賞できました。
ただ大人気作品の企画展ですから、土日は混雑必至でしょう。
7月後半からは夏休みに入りましたから、ますます混んできそうです。
そんなわけで、スムーズに鑑賞したいなら朝イチ(10:00開場)を狙って行くか、ランチタイムの12時~13時頃なら、その間の混雑は多少緩和されるかも?
ただしあくまでcoccha的予想ですので、保証はできません。悪しからず・・・
●チケット売り場で並ぶ時間を短縮するなら事前購入もオススメです
進撃の巨人展FINAL、見どころは?
さてこの企画展では、「壁の中」か、「壁の外」、どちらかのコースをひとつを選んで入場することになります。
ちなみに一度選ぶと戻れません。かなり悩んだ末に、今回は「壁の外」コースを選びました。
入り口では調査兵団に扮したのスタッフさんが案内してくれるんですが、これだけでテンション上がりました!
コースに入る入り口はこんな感じ。
というわけで、以下は「壁の外コース」を選んだ場合の感想となります。
見どころその1。
中へ入ると、たくさんの漫画原稿が展示されており、見応えがあります。
漫画の原稿、しかも人気漫画のものが直に見られる機会はそうないでしょうから、かなり貴重です。
なお原作者の諫山創先生は、アナログ(手描き)派なんですね。最近ではPC&ペンタブレットなどを使うデジタル派の作家さんも多い中、こだわりがあるのかもしれません。
そして、ホワイト(修正液)などでの修正がほとんどなく、きれいな原稿だなあ!という印象でした。
見どころその2。
原寸大のジオラマで再現された戦場。そこにある大型スクリーンで見る映像は、音響と相まってかなりの迫力!
自分も戦いに参加してるような気分が味わえます。
ま、実際そこにいたら、巨人同士の戦いで飛んでくる瓦礫にあたって即死でしょう。兵士としては全くの役立たず、間違いなし。
見どころその3。
ラストシーンを「音」で表現?
今回の展示の目玉のひとつが、原作者・諌山先生のラストシーンのイメージを、「音」で表現したという展示です。
漫画を「音」で表現?と不思議な感じがしますが・・・
仕切られたスペースの中で、そのシーンの「音」を聞くというスタイルです。
あ、これはあの音かな?これはあのキャラの声かな?という式に、ラストシーンの光景を自分の中で想像する感じ。
インスタレーションアートみたいな感じでしょうかねー。
ともあれ、イマジネーションが掻き立てられ、とても印象的な体験です!
でも、「ああ、物語も終わりに向かってるのね・・・」と、ちょっと感傷的な気分にもなりました。
見どころその4。
漫画の原稿と同様、読者がめったに見ることのできないもの、「ネーム」。
ネームとは、コマ割りやセリフ、キャラの配置などを大まかに表したもので、絵コンテとか、ラフ案のようなものでしょうか。
この貴重なネームも、壁一面に展示されていて見ることができます。
このネームが清書されて、あのページ原稿になるのね〜と、漫画制作の裏側を垣間見れた気がしましたね。
同じ部屋では、諌山先生のインタビュー映像も流れていましたよ。
また会場出口では、来場記念グッズとして、ネームの一部のコピーがもらえます。これも前期(〜8/4)と後期(8/5〜9/8)では内容が変わるそうなので、リピーターにも嬉しいサービスですね。
進撃の巨人展FINAL、ネタバレはあり?
さて、公式サイトによると、進撃の巨人展FINALは、
「原作の世界を体感できるコンテンツやキャラクター音声ガイド、原画展示」とのこと。
そう、つまりアニメではなく、「原作漫画」をメインにした展覧会なのですね。
ですので、先日終了したアニメ・シーズン3までの内容しか知らない人・・・つまり原作未読組にとっては、かなりのネタバレ要素も含まれる内容になっています。
アニメシリーズの最新作であるシーズン4は、2020年の秋に予定されています。
ですので、それまでネタバレは絶対イヤ〜!という人には残念ですが、今回の展覧会は、行くのは避けた方が良さそうです。
でもせっかくだし、アニメ組も、この機会に原作を読んでみるのもいいかもしれません〜。
コラボカフェ「リーブス商会Cafe」
企画展の外では、コラボカフェとして、劇中に登場する「リーブス商会」が運営する(という体の)カフェもあります。
コラボメニューもいろいろ。
値段設定がやや高めなのは、テーマパークと同じようなもので、まあ仕方ないでしょう。
今回は「リヴァイと紅茶のデザート〜ひとつ残らず、全部食え〜」1,500円を注文してみました。
コンセプトはリヴァイ兵長のお掃除作戦?でしょうか。(適当)
ココアがけスポンジケーキに、はたき?をかたどったお菓子が添えられていました。紅茶付き。
もちろん、ひとつ残らず全部食べましたとも。
グッズコーナー
展覧会後のお楽しみ、グッズコーナーももちろん見てきました。
トートバッグやTシャツ、クッキーなどの定番グッズから、高級江戸切子硝子なんてのもあったりして、もはや何でもアリ。
ちなみに私が購入したのは、こちら。
【限定グッズ】ルピシア 紅茶のご紹介!
「ベルガモット&バニラ」「ローズ&ベリー」「ルイボス&マスカット」(各1,500円/税抜き)リヴァイが仕入れを依頼した紅茶の味をお楽しみ下さい!
進撃の巨人展FINALは六本木ヒルズで9月8日まで#巨人展 #リーブス商会 #kyojintenhttps://t.co/DLbG7ZQCRe pic.twitter.com/QKCe2aa3N9
— 進撃の巨人展FINAL【公式】 (@kyojinten) 2019年7月16日
フレーバーはルイボス&マスカットにしました。ルピシア製なので、味も間違いないでしょう。
しかし、カフェでのオーダーといい、購入したグッズといい、計らずもリヴァイ兵長ものばかりになってしまいました。
特に「推しキャラ」はいない私ですが、兵長は進撃を象徴するキャラですし、深層意識がそうさせたのかしら?
まとめ。最後の進撃展、行くべきか?
進撃の巨人展FINAL。原寸大ジオラマ内で見る映像、音響はかなりの迫力です!滅多に見れない原画や、ネームを見ることのできるラストチャンスでもあります。
悔いが残らない方を選べ・・・と、言うことで、私の結論は、「迷っているならいくべき」。
ちなみに、前期と後期では展示内容が変わるとのこと。
商売上手だな・・・!とは思いつつも、後期も観に行く気満々のcocchaでした。
進撃の巨人展FINAL (東京) 2019年7月5日(金)〜9月8日(日)(前期:〜8月4日、後期:8月5日〜9月8日)
森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ)にて開催中
★大阪では9/21(日)〜より、ひらかたパークで開催予定
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